Back



このゴールデンウィーク中にアメリカに旅行に行くなんて貧乏人のくせに無謀だと思ったが、4月の下旬にオフィシャルサイトで5月のショウスケジュールがコンファームされた時からどうにか行けないかと思案していた。行けるかどうかは判らないけど、とりあえずショウのチケットは買っておこうと思い、日本からネットで買えるシカゴ公演に焦点をあてる。シカゴ公演は GW からちょっと外れていたのでエアーチケット代も馬鹿高いというわけでもなさそうだし。ところが、このシカゴ公演が行われる Bottom Lounge のサイトでチケットを買おうとすると、カードのデータが通らない。決済するカードを変えて入力してもダメ。どうも本国発行のものでないと駄目っぽい。会場にメールしたりすればきっとチケットは確保してもらえるんだろうけど 面倒なのであっさり諦めた。それでは GW まっさかりの NY 公演を。ここはネットで簡単にチケットが入手できた。あとはエアーチケット。まぁ多分格安券はないだろうと思ったが、冷やかし半分駄目元半分で旅行会社に電話してみる。すると、結構安いチケットがそれも直行便(航空会社未定)であるという。おいおいおいおい。あると困るのよ(笑)。オーダーしてしまうじゃないか。成田から NY までの直行便の航空会社の中で「なんじゃこりゃ?」っていう会社もないし、ついつい予約をいれてしまった。そして GW の前半は仕事をし、急遽後半に休みを貰って NY 行きを実現。

流石に GW 中なのでマンハッタンのホテルはどこも馬鹿高く、自分はニュージャージー州側のホテルに泊った。ライブ会場のあるマンハッタンには電車でもフェリーでもいけるので大して不便に感じない。 当日の昼間に会場の場所チェックを兼ねてマンハッタンを散歩。そして会場を見付けて確認した所で、偶然にやはり到着したばかりの Bleu とバンド御一行に遭遇。凄くビックリしたが、彼等に「ハイ」と挨拶したら「ハイ」と返してくれた。 その中に Choir のリーダーである Maclaine がいた。 Maclaine と実際に顔を合わせるのは今回が初めてだったが、以前 Choir の事で何度か mail をやりとりした事があり、その事を彼が憶えていてくれて、 急遽「今日の Choir に参加する?」とわざわざ誘ってくださった。しかし、今回はどうしてもショウ自体を全部観たかったので(Choir に参加するとショウが観れない可能性がある: Choir のページ参照)丁重にお断りをした。でもこれからリハがあるというので折角の機会だし見学させていただく事となった(これについては Choir のページ参照)。 この日の他出演アーティストは、同郷バンド Raymond とカナダの女性アーティスト Emm Gryner 。 Raymond はグチャグチャな感じで盛上がり (失礼)、 Emm は Tori Amos 系の歌を披露しつつなんだか MC ではウケまくっていた(英語よくわからないので、何を話してたかは不明)。で、本日のトリは Bleu !

ステージの前に大きなスクリーンが立てられていて、セッティング中に Zeppelin のライブ映像が映しだされていた。まだ Bleu クラスだとセッティングをやってくれるクルーなんかもいないのか、全部自分達でやっている。Maclaine も手伝っていた。ほどなくしてスクリーンがはずされ、 Bleu + バンドのメンバーの姿が見えた。すぐに演奏にはいらず「…えーっと…うーんと…。じゃ始めようかな……(会場のモミアゲ生やしてる男の子を見付けて)あれ?君、Bleu ? ナイスモミアゲ」なんて感じに挨拶していた。1曲目はいきなり新曲の Just Another Night in America 。 Could Be Worse のようなポップな曲。そして Spider-man のサントラにも収録されていた Somebody Else へ。この曲、聴いた当初はなんとも思わなかったのだが(失敬)、今じゃかなりのお気に入りになった曲。サビのメロディが情熱的でとても美しいと思う。それから最近レコーディングしたという、 The Cars の You Might Think のカヴァー。 Adam の Night Ranger チックな?ギターソロが滅茶苦茶格好よかった。そのまま続けて Could Be Worse 。自分は Jellyfish の事は良く知らないのだが、詳しい人に言わせるとこの曲はモロ Jellyfish テイストらしい。 FM でもたまにかかっていたのを憶えてます。ここら辺から本人達もかなり調子を上げてきて、曲中に一度 You Might Think に戻り1フレーズでまた Could Be Worse へ帰ってくるという小技を聞かせてくれた。次に「新しい曲」と紹介された Come & Go 。そして叙情的な 3's a Charm へ。この曲ではオーディエンス達自らが「hoo hoo」というコーラスを入れていたが、これには Bleu も予想してなかったようで、曲が終わった時に「君達、Choir !?」と驚いていた。 こういう現象?は東海岸ならではのようで、 Bleu の MC によるとやはり NY には古くからサポートしてくれてるファンが沢山いるそうで、彼等に「ありがとう」を何度も言っていたのが印象的だった。(ここら辺から曲の順番をイマイチ憶えていないのだが… I Won't Go Hollywood, We'll Do It All Again なんかを演ってたかな。) で、次の曲に入ろうとした時にオーディエンスのあちらこちらから「Feet Don't Fail!」「Feet Don't Fail!」という声が上がる。最初はごまかそうとしていたけど、あまりにも客がしつこいから最後には「そうそう、次は多分その曲だよ」と白状していたが…。そして本当に Feet Don't Fail へ。この曲、 Redhead ではシークレットトラックとなってしまっているが、元々は彼の 2nd アルバム Headroom に収録されている曲。ミドルテンポのロックソングで、これは絶対にライブ栄えする曲。 ブリッジ部分からの盛上がり方が最高にクールで、個人的にもショウで聴きたかった曲だった。大満足。その後 Watchin' You Sleep と続き、Trust Me へ。ここでお約束のあの Choir が登場! 貸し出されたお揃いの黄色い T-shirt を着た 15 人くらいの男女がステージ前に列んでコーラスを担当する(流石に皆さん緊張している様子)。曲名不明の新曲 2 曲をリハーサル通りに披露。みなさん素晴らしい歌声でした。そして締めくくりの Get Up 。新 Redhead の 1 曲目を飾るいわゆるアンセム的な曲で、Choir もそうだけど客全員で参加できるパワーポップソング。オーディエンスの殆どが "Get Up!" と拳掲げて叫んでました。バンドの方もかなりテンションが上がってきて Adam もトリッキーなプレイを見せてくれた。後半、 Choir の T-shirt を着た野郎 4 人が壇上に登場し「はて?誰だ?」と思ったら、…今日のオープニングを飾った Raymond のメンバーが乱入してました(勝手に上がってきたと思われる)。彼等、相当盛り上げてました。 最後は Bleu の "Get Uuuuupppppp!" という雄叫びで終わった………かな?とおもいきや、マイクの前に戻ってきてもういっちょ "Get Uuuuuuppppp!!!" 。 Adam が大ウケしてました。 一旦メンバーはステージを去るが、やはり NY 、アンコールを求める声が上がる。暫くして Bleu だけがギター 1 本抱えてステージに戻ってきた。そしてなにやら曲を紹介してるなと思ったら、彼が弾き始めたのがお隣ニュージャージー出身バンド Bon Jovi の Living on a Prayer (!)。これも殆どの人が曲を知っていて、B メロとサビの部分はみんなで大合唱。ファンの中には20代前半の人も沢山いたのにみんなこの曲を知ってるんだから…凄いもんだ。自分もこれは歌詞カードなくても歌えるので、でかい声で歌わせてもらいました(アンコールの曲は Bruce Springsteen と Bon Jovi と悩んで Bon Jovi になったらしい)。拍手喝采の中、 Bleu が挨拶して今度こそショウは終了。

   

そして… Bleu はそのまんまステージから客の方に降りてきて、 普通に挨拶+サイン大会となった。ま、ここら辺も彼らしいというか。順番を待って、自分もチケットにサインを貰う事に。自分から訊く前に Bleu が「いずれ日本にいくよ!」と言ってくれたのだが、以前耳にした「夏ぐらいに日本に…」という話はなくなったようで(やっぱり)、しかし、それでも某大物アーティストの前座という形での来日はありそうな事をほのめかしてました。 ただ「それって今年中?」と訊くとちょっとゴニョゴニョ言っていたので、やっぱり本決まりではないでしょう。いえいえ、のんびり待ちます。Maclaine とドラマーの Matt B 、コンダクターの Yamil も 「ショウ、楽しめた?」と聞いてきてくれて、みんないい方々。ライブ同様あったかい雰囲気です。日本公演が実現すれば勿論行くに決まってるんだけど、また近いうちにどこかでショウが観れたらいいなぁ。

- Kiku
(別サイトに寄稿予定だったものなので、ちょっと内容が?かもしれませんが…)

| Top | Back |